無題
世の中の人々が、それぞれの道を歩いていることはとても喜ばしいことです。僕が実際に見ることのできる範囲では、人は皆バラバラに歩いてます。
中には連れ添って歩く二人の姿も見受けられますが、彼らとて何もかも同じにするわけじゃない。立ち止まり倒れてしまう事もあるだろうし方向を違えてしまう事もあるだろう。
かつてはすぐ傍を歩いていた人たちが、新しい場所へ、遠い場所へと行ってしまい、それぞれの歩幅で生活している。
彼らは現在、以前所属していた(今自分が所属している)場所にはなかった物、者、モノに触れて、悩んだり苦しんだり幸せを感じたりしているようだ。彼らが感じているそれは、かつて彼らの近くにいた自分からはプレゼントできなかったものらしい。
場所と時間は有限。それらによって定められたチャンス。もし望んだならまったく関わらないでも生活できたあの場所で、自分から彼らに渡せるものはなんだったのだろう。そして今でも彼らに与えられるとしたら、それは何なのだろう。
生き方が違う、と言うならそれまでだけど、人に影響されない人はいないはず。
今だって遅すぎたとは思わないが、卒業式の日までにそう考え始めたら、自分は彼らに何をあげただろうか。
中には連れ添って歩く二人の姿も見受けられますが、彼らとて何もかも同じにするわけじゃない。立ち止まり倒れてしまう事もあるだろうし方向を違えてしまう事もあるだろう。
かつてはすぐ傍を歩いていた人たちが、新しい場所へ、遠い場所へと行ってしまい、それぞれの歩幅で生活している。
彼らは現在、以前所属していた(今自分が所属している)場所にはなかった物、者、モノに触れて、悩んだり苦しんだり幸せを感じたりしているようだ。彼らが感じているそれは、かつて彼らの近くにいた自分からはプレゼントできなかったものらしい。
場所と時間は有限。それらによって定められたチャンス。もし望んだならまったく関わらないでも生活できたあの場所で、自分から彼らに渡せるものはなんだったのだろう。そして今でも彼らに与えられるとしたら、それは何なのだろう。
生き方が違う、と言うならそれまでだけど、人に影響されない人はいないはず。
今だって遅すぎたとは思わないが、卒業式の日までにそう考え始めたら、自分は彼らに何をあげただろうか。
by kurorai
| 2005-06-11 01:36